チランジアとの出会いと温室をつくるまで
Gさんが、チランジア（ティランジア、エアープランツ）と最初に出会ったのは10年以上前です。
チランジアが日本に上陸して、少し流行ってきたかな・・・って頃のことです。
当時はチランジアは『空気中の水分で育ちます』なんて
今となっては明らかに大ウソな事が書いてあって
そりゃ、ちゃんと調べれば、どこかに情報はあったのかもしれませんが・・・
まるっきりそれを信じたせいで、ものの見事に枯らしました。
当時は、キセログラフィカ（T. xerographica）が好きで買いましたが
今のように専門店みたいなのが近くになかったので
どうも他にパッとしたものが売っていませんでした。
ハイブリッドなんてそこら辺の店に売ってなんかなかったですし
ネットオークションにもあまり出ていませんでした。
珍しいものが好きなGさんは
そこらへんに売ってないような子が欲しくてたまりません。
それには個人的に輸入をするしかありませんでした。。
今もありますが、当時使ったのはRainforest Floraさんです。
輸入のお話は、いずれ別の記事に書こうかと思いますが
まぁ、輸送費もそうですが、Phyto（植物検疫証明書）なんかも費用がかかるので
少量を輸入すると逆に割高です。
当時は今のように
輸入してネットオークションに出す業者も多くなかったですし
日本でまず手に入らないレア品種なら
ちょっと高めに出品しても誰かが買ってくれたので
（今ではボッタクリですかねぇ・・・
いいえ、当時は需要と供給の問題ってやつですね）
輸入コストはすぐ回収できました。
しかし今ほど、チランジア人口も多くなかったですし
お花屋さんをやっていたり、やろうとしたわけでもないので
それを商売にすることはありませんでした。
結局、『空気中の水分で育ちます』なんて妄言を信じていたので
輸入した子たちも間もなく枯らしてしまい・・・
１０年以上チランジアから遠ざかっていました。。。
そしたら、この間ですね
二子玉川でかわいいキセログラフィカを見つけてしまったんです。
運命ですね
ビビッとww
正直、ボッタク・・・いや、少し高い値段だと思いましたが
買っちゃいました。
おかげでチラ熱再燃です。
そして久々にネットオークション見てみたら
めちゃくちゃいっぱいあるじゃないですか！
この十数年で変わったんですね！
これなら下手に個人で輸入するよりラクじゃない！
そんなわけでどんどん増えていってしまったのです。
もちろん今となってはGさんも
『空気中の水分で育つ』なんて思ってませんよ。
しっかりお世話しています。
最初はね、リビングに置いていたんですけど・・・
おっきぃキセログラフィカが
３つ４つになったあたりで
ついに嫁がキレました。
そんなわけで、寝室の一角に小さな温室を作って
そこで育てることにしたのです。
これがうちの温室です↓↓
温室って意外と安いんですね。
ガラス温室とかにすると何十万もしますが
出来合いのビニール温室は数千円です。
どうせやるならしっかり育てたいので
小さいですが温室にも光にもいろいろこだわってやっています。
うちのコレクションたちを見ていってください。
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